2010年12月アーカイブ

膵α細胞でインスリンの発現を誘導する低分子
http://humanmetabolome.com/?p=3353

1型糖尿病になってから、いろいろな研究について目にしましたが、分化転換についての記事は初めて見ました。

今そこにある細胞を別の細胞へ変えるという技術は、研究が進めばいろんなことに応用できる素晴らしいものだと考えます。

今回明らかになったBRD7389という物質の働きでインスリンが再び生産できるようになれば、と希望を持ちますが、実用化までの道はとても長いでしょう。ずっと未来の1型糖尿病患者を救う技術として研究が成功しますように。

精子の素から作られた幹細胞でインスリン産生、糖尿病患者治療に
http://365yen.jp/news/2010/12/38105/

精子から作れるようになったら、ずいぶん楽なんですが。

精子幹細胞は精巣組織から作るそうですが、免疫の都合で自分のものを使うとしても、多少勇気が必要ですね。失敗しました~で笑えない状況ですし。

2分間くらい考えてみたのですが、金玉がなくなることとインスリンが自己分泌できなくなることを天秤にかけると、金玉の方が大事な気がしてきましたよ。

むしろ、精巣組織でインスリンが生産できるような技術を開発してください。

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