2011年4月アーカイブ

福岡県の公立高校の運動会の練習で、組み体操を強要された上に首の骨を折られた件で、県に対して622万円の賠償命令が出たそうです。

安過ぎませんかね?首の骨が折れ、胸から下に重度の障害が残ったのに、ですよ。

小学生にピラミッドやらせたりする学校って昔はありましたけど、現代でもあるってのが驚きです。そんなものを許容している親もおかしいし、強要している学校も教師も気でも狂ってるのかと。

肯定的な人も一部にはいるでしょう。どうぞやればいいですよ。ただし、希望者だけでやってくださいね。周囲を巻き込まないでください。

自分の子どもには絶対にやらせたくないと思います。幸いにも、周辺の学校でこんな馬鹿げたことをやっているところはひとつもないそうですが。

しかし、子どもをむちゃくちゃにされた親の気持ちを想像するとつらいですね。自分に置き換えて考えると、責任逃れの必死の釈明をしている県職員とか教師の子どもの前に600万円くらい積んで、同じ目に遭ってみろって言うかもしれません。多分、関係者全員分のお金を用意しますよ。

自分の子どもを通わせている学校がおかしいことしてないかどうか気にしてますか?まともな学校は、学校を運営する上で子どもに重大な障害が起きそうなイベントは見直すし、その履歴は公開していますよ。何も公開していないとしたら、その時点で黄色信号かも。子どもを伸ばすどころか、へし折ってどうすんのかと。

そうそう、組み体操の禁止について検索していたら、いくつかの自治体の広報で、小学生や中学生の運動会・体育大会と思われる写真が公開されていて、組み体操に対して「すごいですね」的なキャプションつけてたりしました。禁止している自治体もある中、今でも誇らしげに子どもに強要している自治体もあって、なんだかなーって感じです。あなたの街は大丈夫ですか?

運転免許には欠格事項というものがあります。平たくいうと、運転する資格がない、ということです。糖尿病でインスリンに代表される薬物療法を受けている患者の一部には強い関連性がある話です。

特に、意識を失ったことが一度でもある患者、低血糖を察知できない患者については、本来であれば運転をする資格が無いのではないかと考えます。公道でいつ人を殺しても不思議ではない状態です。

自分がいつかそうなるのではないかと思うと怖いです。無自覚性低血糖だから意識を失うというのは勘違いで、低血糖が自分でわかるのに意識を失ってしまうという失敗を犯す人はたくさんいます。だから、簡単に言えば、糖尿病で低血糖が原因で意識を失ったことが一度でもある人は全て危険を抱えていると言えるし、言われても当然で仕方が無いのです。

もし、僕がインスリン注射で意識を失ったら、その時は運転免許を返納しようと思います。

先日、小学生が6人もひき殺される事件がありました。その犯人はてんかんという持病があったとか。運転免許に関する欠格条項問題には、糖尿病だけではなくてんかんも含まれています。他人事ではないと思えるのはこの点からです。

実際に誰かを殺してから何を言っても無駄だし、遅いです。この犯人が証明しました。この犯人は3年前にも小学生を車ではねています。病気で意識を失ったことがある人間の運転の権利は、安全に歩道を歩きたいという権利よりも優先されるとでも言いたいのですかね?警察やその他の偉い人はどういう意見を持っているんですかね。ちなみに、栃木県の広報によると、この犯人の将来の夢は50トンのクレーンを動かすことだそうで。次は何人殺しますか?

ブログなどで、1型糖尿病と思われる患者が酒を飲んでそのまま低血糖昏倒だとか、無自覚性低血糖で自動車事故を起こして民家を破壊したとか、そんな恐ろしいことを告白したりしています。そして、その人たちは今でもハンドルを握っているのです。何も考えられないのは病気のせいなんでしょうか?いや、糖尿病ってそういう病気じゃないと思うんですけど。それとも僕も病状が進めばそうやっていろんなことが考えられなくなっていくんでしょうか?

社会にいろんな迷惑をかけながら生きているのですが、そこまでにはなりたくないなと強く思います。

無自覚性低血糖になって、それが6ヶ月以内に改善される見込みが無いときには運転免許が取得できなかったり、取り消されたりしますと書いてあるホームページがありますが、あれってウソじゃないですかね。もう何年も無自覚性低血糖の症状が続いているのに、それでも今日も運転している人を僕は知っていますが。公道にはそんな危険な運転手が今日も明日も明後日も、ゴロゴロ存在し続けるのですよ。その人たちの権利は大事ですが、僕にとっては僕の大切な人たちの安全の方がずっとずっと大事なんですよ。

先日に続き、シンガポールが今度は兵庫県のキャベツも輸入を禁止したようです。ついに兵庫まで行ってしまいましたか、とはさすがに簡単に納得できない状況なんじゃないかと思うわけです。

シンガポール政府が輸入を禁止した都県が不自然に広範囲であるのがその理由で、もしかしたらシンガポール政府が発表しているデータに改ざんや捏造がある可能性も疑う必要があるのではないかと思えるようになりました。

日本が極端に高い、おかしな暫定基準値(2000Bq/kg)を設定し、国際的な基準値(100Bq/kg)と差が出ていることにも原因はあるものの、日本は日本で暫定基準値を超えているかどうかに関係なく、日本全国の数値を細かく公表しないからこんなことになるのです。実際に兵庫の野菜で100Bq/kgを超えているのか、それとも超えていないのか。ここは大きな問題ですよ。

仮に、兵庫県では一切100ベクレルを超えていない!というのであれば、捏造の可能性が大きくなります。

シンガポールには捏造してでも日本を窮地に陥れたい理由があるにはあるはずです。シンガポールは中国やインドを利用して莫大な利益を上げていますが、日本とインドが急速に仲良くなっていることに対して大きな危機感を持っています。ここで叩き潰さなければ、数年で厳しい状況になります。中国の経済は誰が見ても異常な状態で、インドほど健全な状態ではありません。日本がいろいろと方針を変更してインドとの取引がうまくいくようになってますから、これがさらに加速(復興という理由が付けば通常ではありえない取引も増えます)すると面白くないでしょう。だから、日本の政府が公表していないなら、自国の主張は通りやすくなり、輸入の禁止をもって産業にダメージを与えることも可能になります。今やらずにいつやるのか、という感じです。

そういう想像や妄想を払うためにも、日本は数値を公開すべきです。日本の暫定基準値を超えていないから安全!とかいうのは国民を無視しています。例えば、僕は日本の基準値を超えているかどうかに関係なく、国際的にやめときゃいいのにってラインを超えている野菜なんか食べたくないのですよ。シンガポールがウソをついているのか、それとも本当に兵庫の野菜が基準値を超えているのか、どちらかわからないのでとりあえず避けるって方法を、風評被害と呼べるのでしょうか?非難できるのでしょうか?

1型糖尿病のよくある勘違い。「10万人に1人」の発症率。

これって年間発症率ですよね。1型糖尿病が少ないと言われる日本ですら、毎年10万人に1人がこの病気になり、一生、死ぬまで治ることがないということですね。

ここを勘違いして、人口の10万人に1人が患者であるとふれまわる人がいます。単純に計算して、100万人の人口の街に患者がたったの10人しかいないって計算になります。そんなの不自然でしょう。おかしいです。実際は、毎年10人ずつ発症していく、というのが正しいわけで。

もちろん、毎年死んでいくのだから、それだけの数増えていくわけでもなく。

2010年の日本の人口はおよそ127,522,000人とか。毎年1275人が発症するという計算ですか。

自分の街ではどうなのか?を調べるには、自分の街の人口がわかれば年間発症数を予測することは簡単ですね。250万人都市に住んでいるなら、だいたい毎年25人くらい発症している、と。

患者の総数というのは、なかなか簡単に把握ができないようなので、よくわからないという人がほとんどでしょうけど。僕の住む街には100人弱しかいないそうです。それでも、正確な数はわからないそうです。

世界各国が日本からの輸入を次々に規制していますが、その時に参照される国際的なガイドラインは、1kgあたり100ベクレル以下というものらしいです。それを超える場合に規制するということらしいです。

2011年3月17日、つまり、原発事故の後のことですが、厚生労働省医薬食品局食品安全部長の名前で放射能汚染された食品の取り扱いについてという文書が出ています。この中で放射性ヨウ素について、飲料水で300Bq/kg、野菜類で2,000Bq/kgというとんでもなく高い数値を摂取制限に関する指標値として示しています。

防災対策のためなので、常識的な普段の基準値を数十倍・数百倍にごまかして一般市民をコントロールするのはわかります。しかし、問題はそこではないです。

例えば、シンガポールは静岡県産野菜などを輸入停止としました。その根拠は、静岡県産の小松菜からヨウ素131を含む3種類の放射性物質を新たに検出したことにあるといいます。ヨウ素131が648Bq/kg、セシウム134が155Bq/kg、セシウム137が187Bq/kgだそうです。確かにガイドラインの100Bq/kgを超えています。

同じように、「日本産輸入食品に対する放射能検査」の結果を根拠として、シンガポールは福島・茨城・栃木・群馬の牛乳・乳製品・果物・野菜・魚介類・肉類の輸入停止を決め、さらに、千葉・愛媛・神奈川・東京・埼玉の野菜・果物の輸入停止も決定。そして、静岡の野菜の輸入停止も、というわけです。

ここで問題なのが、シンガポール政府が発表した数多くの情報で、「初耳」と言えるものが少なからず含まれる点です。シンガポールの政府が間違っているのか、それとも日本の政府が公表していないのか。

おそらく日本の政府が公表していないだけではないかと考えています。「野菜は2000ベクレルまでOKって言ってるじゃないっすか!!」って感じでしょうか。日本での検査は、なぜか「水洗いしてから」という独自ルールに黙って変更されています。洗ってもそんな数値が出るってことです。洗わずに正しく測定・検査している海外の調査団よりも圧倒的に低い数値が出ても当然です。そうやって低くした数値ですら、世界はびっくりしているわけですが。

ちなみに、トモダチのアメリカも170Bq/kgで輸入停止というか、政府の介入がありましたよね。そういう数値であるということを日本国民はちゃんと理解しないといけない気がします。

高速道路を200km/hで走る車に対して、ふたつの対策があります。ひとつは取り締まって100km/hで走らせること。そして、もうひとつは制限速度を300km/hに上げてしまうことです。どちらの方法でも違反をなくすことができます。素晴らしいですね。でも、僕たちは高速道路を200km/hで安全に走るのが難しいことを知らなければなりません。

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