BIZ: 2011年3月アーカイブ

世界の水の安全基準
WHO(世界保健機関)基準 1ベクレル
ドイツ基準 0.5ベクレル
アメリカ基準 0.111ベクレル

WHOの緊急時基準 10ベクレル

つい先日、2011年3月17日までの日本はというと、WHOの緊急時基準に合わせて10ベクレルだったとか。

いつの間にか「大人は300ベクレルまでOK!大丈夫!大丈夫!!」とかやってますよね。アメリカの2700倍ですよ。スケールでかいじゃないですか。すごいですね。

数字を見せて「大丈夫ですよ!」って報道を見掛けたら、1ヶ月くらい前の基準をググりましょうね。基準自体が説明もなしに数倍~数百倍に引き上げられ、かつて危険だったものを安全と言い張っているだけかもしれませんから。

これで被災地へ届くはずだったペットボトルの水も、その手前で大量消費されることになりますね。いつ解消され、平時の基準に戻るのかわかりませんけど、いつまでWHOの300倍の基準で汚染された水道水を飲み続けても(本当に)問題ないんですかね。それでずっと飲めるというなら、世界中の基準が大げさでおかしいってことになりますよね。

僕はそうは思わないです。基準は基準であって、簡単に上下したらダメです。いくつもある基準の中で、自分の基準だけ甘かったら、まず自分を疑います。

役立たずの救助隊

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雪の降らない地域でしか訓練を受けていない人が、積雪の可能性がある地域で救助活動なんてしてはいけない。凍った地面でまともに歩くこともできない素人がうろうろしていると、その内救助される側の人数にカウントされることになる。

さっさと現場を離れ、後方支援の充実に努めてほしい。能力の低い救助隊に入られている地域の人たちが本気でかわいそうだから。適所適材というし。

ビジネスなんかではないのだけど、救助や遺体の発見は時間と数を無視できない。数字が出せない隊は、どうにかして数字を上げるか、撤退するかしかないのだ。避難中、数字が高い隊が来てくれると、根拠もなく助かったという気持ちになるもの。数字を出せない隊は、移動に使う燃料も、隊員が消費する食料も、全部が高コスト。素人ボランティアも同様。被災地で被災者に混ざって消費してる痛い子がいまだにいるというのが困る。ただ行けばいい、という思想で動いているなら、家で寝ててくれた方がありがたい。

なんかさ、1型糖尿病のイベントが東京であるらしく、地震のせいで中止かな~行けないわよ~みたいな話をしている人がいる。

恥ずかしくないのだろうか。

んなこたどうでもいいんだよ。バカじゃねーの?せめて不特定多数に見えないところで話せよって思う。

くだらない集まりにくだらない連中が集まっているだけに見える。本気で。

関係ないって思ってるのかもしれないけど、同じ国に住んでいるのだから、直接の知り合いが被災していなくても、知り合いの知り合いくらいはいるかもしれない。無関係じゃないんだ。まあ、こういう類の連中には何を言ってもびくともしないんだろうが。生き物として種類が違うんだろう。

1型糖尿病のために、さんざん皆の世話になって生きているというのに、誰かがとても困っている時でも自分たちの都合が最優先。本当に情けない。一生こいつらと席を並べることはないと確信した。

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