世界の水の安全基準
WHO(世界保健機関)基準 1ベクレル
ドイツ基準 0.5ベクレル
アメリカ基準 0.111ベクレル
WHOの緊急時基準 10ベクレル
つい先日、2011年3月17日までの日本はというと、WHOの緊急時基準に合わせて10ベクレルだったとか。
いつの間にか「大人は300ベクレルまでOK!大丈夫!大丈夫!!」とかやってますよね。アメリカの2700倍ですよ。スケールでかいじゃないですか。すごいですね。
数字を見せて「大丈夫ですよ!」って報道を見掛けたら、1ヶ月くらい前の基準をググりましょうね。基準自体が説明もなしに数倍~数百倍に引き上げられ、かつて危険だったものを安全と言い張っているだけかもしれませんから。
これで被災地へ届くはずだったペットボトルの水も、その手前で大量消費されることになりますね。いつ解消され、平時の基準に戻るのかわかりませんけど、いつまでWHOの300倍の基準で汚染された水道水を飲み続けても(本当に)問題ないんですかね。それでずっと飲めるというなら、世界中の基準が大げさでおかしいってことになりますよね。
僕はそうは思わないです。基準は基準であって、簡単に上下したらダメです。いくつもある基準の中で、自分の基準だけ甘かったら、まず自分を疑います。