以下の条件を満たす患者に限定されます。
- 合併症がないこと
- 過去5年間のHbA1cが5.6%未満であること
- BMIが18~24であること
- 体脂肪率が男性で20%以下、女性で24%以下であること
- 非喫煙者であること、喫煙していない期間が3年以上であること
- 飲酒していないこと、飲酒していない期間が5年以上であること
- 年齢が50歳に満たないこと
厳しいような、厳しくないような、そんな条件です。
こういった治療法が確立されたとき、もし自分に合併症が既にあったり、血糖値や体のその他の管理ができていなかったりした場合、どんな気持ちになるでしょうか?また、タッチの差で年齢がオーバーしていたら自分にはどうにもできないことであるものの、やはり悔しいでしょうか。
どのような治療法にせよ、一定の条件が付くことは予想の範囲内です。それができる自分に可能な範囲であるなら、ぜひ満たして治療を受けたいと考えます。やればできる程度のことだったはずなのに、とひどく後悔するような生き方だけはしたくないです。
「治療法が発見されました。」という文章が、4月1日じゃなくても書ける日が来たらいいな、と思いつつ、今は自分にできることをやって行こうと思うのでした。エイプリルフール、あっちもこっちも冗談ばかり。1型糖尿病発症20年後の合併症発症率は100%に近いとも言われています。ちょっとした手足の神経のスピードの低下や勃起しづらくなるなどという症状は本人すら気付いていない場合も多いそうです。そう言えば、神経のテストなんて、発症して入院した時以来やっていないです。こっちはジョークになりませんね。コントロールすることで少しでも可能性を下げられるなら、やれることは全部やっておきたいです。
治療法が一般市民にも支払い可能なレベルで実用化されるのは、発見されてから何年も掛かるでしょうし、発見のニュースで喜んだところで、自分がその治療を受けられるかどうかはまた別の問題ですけどね。