和風HbA1cが消える → +0.4%

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血糖値の最近の平均的な値を示すとしてHbA1cという数値が用いられていますが、これは実はJDSという名の日本独自規格で、アメリカのそれとは数値が違います。

「違います。」というか、日本だけ突っ走ってる感じです。これを廃止するそうです。数値的には単純に0.4%増えるだけみたいなので、現在4.9%の人は次から5.3%と書かれることになります。

日本糖尿病学会がアメリカのNGSP値を採用し、今までのJDS値はやめます!と言っているのでこの流れは止まらないでしょう。

そう言えば7月から糖尿病の新しい診断基準としてHbA1cが6.5%以上というのが追加されますが、これはNGSP値で、JDS値で言うと6.1%以上です。6.1%というと、まだ糖尿病と診断されていない人の中にもたくさんいる数値です。2型糖尿病患者が激増しますね。というか、1型糖尿病患者の中にはHbA1cが6%くらいで満足しちゃってる人もたくさんいるんですが、実際は診断基準になっちゃうくらいの異常値だったということですか。今まで病気を隠して就職していた人も、次の健康診断では「お前糖尿病じゃん!」とか指摘されるわけです。1型隠しても2型として掘り起こされます。

JDS値からNGSP値への移行は2012年4月だそうです。僕が利用している病院は来月あたりにはとっとと変わりそうです。もうHbA1c4%台になることはないので、ブログのテーマも見直さないと。

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